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コラム

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肌荒れに悩まされているのは女性ばかりではありません。男性の中にもなかなか改善しない肌荒れに悩まされている人は多いのではないでしょうか? 
肌荒れには、食生活が深く関わっています。
男性と女性の肌荒れの違いや食生活と肌荒れの関係性についてご紹介します。

女性と違い日常的に化粧をするわけでもないのに、なぜ男性の肌が荒れてしまうのでしょうか?
まずは、肌荒れの原因を見極めることが大切です。
男性の肌荒れの原因のひとつに、過剰な皮脂の分泌があげられます。男性ホルモンは皮脂の分泌を活発にする特徴があります。ホルモンの働きが活発になる思春期の頃を過ぎ、働き盛りの年代にさしかかっても、ストレスや食生活の影響により、過剰に皮脂が分泌されてしまうことがあります。
また、加齢によってこれまで分泌されていた皮脂の量が過剰に低下すると、乾燥肌を招いてしまうことも考えられます。
女性とは違って髭剃りの習慣がある男性の場合、カミソリの手入れを怠ったり、髭剃り後に適切なケアを行っていないと傷から雑菌が入って肌荒れの原因となったり、肌が乾燥して肌トラブルを招く原因となるので注意が必要です。

食べものは口から入って胃や腸で消化され、必要な栄養素が吸収された後は、食べかすとなって便として排出されます。
しかし、消化機能に問題が生じたり、脂質の多い食事や野菜不足、水分不足のような乱れた食生活によって便秘が起こると、たちまち排出しきれなかった毒素が肌荒れを起こしてしまうのです。

体は、不要な老廃物を体外へ排出するために、さまざまな臓器が休むことなく機能しています。暴飲暴食をしたり、脂っこい食事や塩分の高い食事を好んでしているという人は、内臓に負担をかけてしまいがちです。胃腸の調子が悪いときは、揚げ物や肉料理などをたくさん食べるよりも、お粥のような消化の良いものを食べた方がいいでしょう。
肌荒れが起きているのに食生活を改善しないままでいると、余分な脂質や塩分を代謝したり体外へ排出するために内臓を酷使し続けてしまい、健康的な肌を作ることは難しくなってしまうのです。

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まず、アルコールだけが肌に悪影響を与えるわけではありません。
最も注意が必要なのは、アルコールと一緒に脂っこいおつまみや甘いものを摂ってしまうことです。アルコールを摂ると食欲が湧いてきて、つい余計なものまで食べてしまうといった経験を持つ人は少なくないでしょう。
おつまみの内容を脂っこいものからヘルシーなものへと変更するだけでも、肌荒れを防止する効果が期待できますよ。
また、アルコールを摂りすぎると肝臓に負担をかけ、老廃物を体外へ排出するための機能が衰えて肌に影響を及ぼす場合もあります。肌荒れ防止のためだけでなく、健康のためにアルコールの摂取量を減らしたり休肝日を設けることが大切です。

「最近、肌が荒れてきたな」と思ったり、「なかなか肌荒れが改善されないな」と思ったら、普段の食生活を思い出してみましょう。
臓器への負担を軽減させて、健康的な肌を目指してくださいね。

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