コラム

スーツや靴といった外装に気を配って身だしなみを整えていても、肌が荒れてニキビができていると台無しになってしまいます。
特に男性の場合、スキンケアに対して無頓着な人が多く、せっかくカッコよく決めようとしても、ニキビのせいで決まらないこともあります。
今回は、男のためのスキンケアということで、おでこニキビの原因と対処法を紹介していきます。
成人後にニキビができるのは主に整髪料や余分な皮脂が原因になっていることがあります。特におでこの部分は前髪が触れることが多く、整髪料をつけていると、それが原因で肌荒れを起こすことがよくあります。
余分な皮脂が原因の場合、毛穴づまりを起こしてニキビにつながっていることがあります。
毎朝の洗顔に気を遣うだけでは不十分。ニキビができている場合は就寝前にも洗顔とスキンケアをするのが理想です。
よくやってしまいがちなのは、ゴシゴシと肌を擦りながら洗うこと。このような洗顔方法では気づかないうちに肌を傷つけてしまい、ニキビの原因になっていることがあります。
ニキビができにくいようにする洗顔方法は、洗顔料の洗浄力に任せることです。
しっかりと泡立ててやり、優しく撫でるように泡を顔に塗っていく感覚で、頬から順に顔全体へと広げていくようにしましょう。泡をすすぐときも、ぬるま湯で洗い流すようにして、決して肌に刺激を与えないよう注意していくことが必要です。
また、前髪の生え際は、すすぎ残しが多い部分なので、しっかりと洗い流すように注意していきましょう。
洗顔後にさっぱり感を求めてタオルで擦ってしまう人もいますが、この方法はNGです。タオル生地は吸水性が高いので、顔を抑えるようにするだけで充分に水分を拭き取ってくれます。むしろ擦るように顔を拭いてしまうとタオル生地によっては肌を傷つけてしまう恐れがありますので、洗顔時の気配りが台無しになってしまいます。
肌の水分が残っている感じがして不快だという場合は、擦るのではなく、複数のタオルを使用して充分に水分を拭うように工夫しましょう。

洗顔後の肌には化粧水などを使用して、しっかり保湿をしてあげましょう。現在では、ドラッグストアなどで男性用化粧水も販売されているので、抵抗感なく購入することができます。
保湿は肌を外部の刺激から守るため、そして余分な皮脂を分泌させないようにするためにも重要な項目です。
今後のニキビ対策として、洗顔後の化粧水などの活用を習慣づけておくことをお勧めします。
お仕事のために身だしなみを整える必要があるかと思いますので、整髪料を使わないというで過ごすのは難しいでしょう。整髪料を使ってもニキビに悩まされないためには日々の洗顔・スキンケアの見直しが不可欠です。
洗顔やスキンケアを見直しても大きな改善が見られない場合は皮膚科に相談することをオススメします。しっかりと医師に相談して、正しい処置の方法を聞いてくださいね。