コラム
ある朝目覚めると、口元に違和感。鏡を見てみたらニキビができている……。
成人男性の中にもニキビに悩む方は多くいます。
ニキビの原因は数多くありますが、男性にとって日課として行われる「髭剃り」もニキビの原因となります。
今回は髭剃りがなぜニキビに繋がるのか、そして正しい髭剃りのポイントをご説明しますので、ぜひ参考になさってください。
髭剃りは毎日使用アイテムです。毎日使用するからこそ、しっかりとお手入れをする必要があります。
電気シェーバーを使用している人は、こまめに手入れをしていることがありますが、T字剃刀を使用している人は、充分に洗わずに放置していませんか?
しっかりと洗って乾燥させなければ雑菌やカビを肌にこすりつけることになりますので、ニキビの原因になってしまいます。
髭剃りをすると、表面上はなんともなくても肌が傷ついた状態になっています。これはシェーバーの刃によって肌を守るための角質層が削られるためです。
時間がないからといって、シェービングクリームなどを使用せずに乾燥しきった状態で髭剃りをすると、出血やヒリヒリ感を伴うほどに傷ついてしまいます。
それを防ぐためには、髭剃りの際は必ずシェービングクリームを使用してください。
余裕があるときは、蒸しタオルなどで肌を温めて、髭を柔らかくし、シェーバーの刃も、ある程度温めておくと、キレイに髭剃りをすることができます。髭が生えている流れに合わせて剃っていきましょう。
たしかに逆剃りをするとしっかり剃れますが、その分深く肌を傷つけてしまうので、肌トラブルが起きている場合は厳禁です。
髭を剃った後は、保湿性を高めるためにアフターシェービングを忘れずに行いましょう。
アフターシェービングローションなどを使用するのも有効ですが、ニキビなどができている場合は、アルコール系の成分が入っていないものを使用することをオススメします。アルコール系成分は肌に余計な刺激を与えるので、ニキビをさらに悪化させてしまうかもしれません。
アフターシェービングローションではなく、保湿系化粧水を使用するのも有効的な方法です。ヒアルロン酸配合などの化粧水を使用すると肌の保水力を高めることができます。
ニキビができているときには無理に髭剃りをしないように注意していきましょう。どれだけ注意深く慎重に髭剃りをしても肌は傷ついていきます。ニキビができている場合はニキビごと削ってしまうので、悪化は免れません。
ニキビができている部分は避けて髭剃りをしていき、洗顔やアフターケアをしっかりおこなって、完治するのを待ちましょう。