コラム

人間は「自分のニオイ」には気付きにくいもの。

それは、普段から自分の体臭を嗅いでいるうちにだんだん鼻が慣れて感覚が鈍くなってしまうためです。
しかし、周囲の人が不快な思いをしないよう、きちんと体臭対策をしておきたいものです。

「汗くさい」とよく言いますが、実は、流れ出たばかりの汗はほぼ無臭です。
しかし、かいた汗を放置していると肌は本来の弱酸性からだんだんアルカリ性に変わっていきます。
すると、肌の殺菌力が落ち、かいた汗にはどんどん雑菌が繁殖していきます。

これが汗のニオイ、ひいては体臭の元になるのです。
汗をかきやすい人は特に、肌に雑菌が繁殖しやすく、体も不衛生になりやすいので気をつけたいものです。

しかし、体臭というのは「汗をかきやすい夏場だけ気にすればいい」というものではありません。
肌の劣化や酸化によって、体臭が発生するというケースも多いものです。

鉄や油が酸化するように、人間の体というのも放っておくとどんどん酸化してしまいます。
そして年を重ねるごとに、この酸化を防ぐ「抗酸化力」は低下してしまうものなのです。

この酸化によって体には過酸化脂質が増加し、これがツンとする刺激臭を放つのです。
いわゆる「加齢臭」も、この過酸化物質が原因となって生じます。

体臭に対して無頓着だと、ビジネスやプライベートなどさまざまなシーンで相手に不快な思いをさせてしまうことになりかねません。
そんな体臭に対しては、内側と外側、両方からのアプローチが必要になります。

適切なケアを行うことによって、体臭はある程度改善することができます。
まず、体を洗うときには首のうしろ、肩や背中を丁寧に洗うようにしましょう。

洗うときには石油由来のものではなく、石けん系のシャンプーやボディソープを選ぶのがおすすめです。
毛穴に詰まっている汚れを落とすようなイメージで、毎日きちんと洗うことが体臭を抑えるポイントです。

また、普段から汗をこまめに拭くことや、通気性の良い服装を心がけることも体臭改善の効果的な方法です。