コラム
ヒゲ剃りは男性にとって最も身近なスキンケアです。
会社勤めの人でしたら毎日剃っている人もいると思います。
しかし、あなたは「正しいヒゲの剃り方」をしっていますか?
ヒゲ剃りは肌に刃を当てているので、必ず肌に負担がかかってしまいます。 それは肌荒れやニキビといったヒゲ剃りトラブルの原因になります。
今回は肌への負担を最小限に減らす「正しいヒゲの剃り方」を紹介します。
まず始めに大切なのが道具選びです。
一般的にはT字カミソリと電気シェーバーの2種類ですが、各メーカーの製品ごとにメリットやデメリットがあるため、実際に使ってみたり製品を調べて、自分の肌や生活環境にあった製品を選んでください。
ここでは、参考までにT字カミソリと電気シェーバーの一般的なメリットとデメリットを紹介します。
・T字カミソリ
メリット:深剃りができ、電気シェーバーよりも安い。
デメリット:電気シェーバーに比べて肌への負担が大きく、手間と時間がかかる。
・電気シェーバー
メリット:肌への負担が少なく、手間と時間がかからない。
デメリット:深剃りがしずらく、電気シェーバーよりも安い。
・ヒゲを剃る前に
乾いた肌でのヒゲは同じ太さの銅線と同じ硬さだといわれています。
その状態で剃ってしまうと、肌だけじゃなくカミソリにも負担がかかります。
なので洗顔で肌を整え、電子レンジなどで蒸しタオルを作って肌を温めてください。
そうすると、ヒゲが水分を含んで柔らかくなります。
剃るときの摩擦をより軽減させるために、シェービング剤はこの後に肌がぬれている状態でつけてください。
シェービング剤には毛を柔らかくする効果の高い泡タイプと滑りを良くして肌との摩擦を防ぐジェルタイプがあります。
前者はヒゲの濃い方に後者は肌の弱い方におすすめです。
・シェービング
最初は髭の生えている向きに剃っていきます。
もみあげや頬などから剃りはじめて、太い毛の生えやすい口やあごは水分をより含ませるために最後に剃りましょう。
一通り剃り終えて深剃りをしたい部分があるときは、ヒゲの向きと反対向きに剃る逆剃りが一般的ですが、完全な逆剃りでなく45度くらい斜めから剃っていくと負担が少なくなります。
最後にシェービング剤をしっかり洗い流しましょう。
・アフターケア
髭剃り後の肌はどうしても乾燥してしまうため、化粧水と乳液やアフターシェーブローションでしっかり保湿しましょう。
・ヒゲを剃る前に
最初に洗顔で肌を整えて水分を拭き取り、プレシェーブローションをヒゲの生えている向きとは逆にすり込むようにつけます。
電気シェーバーでのヒゲ剃りに使われるシェービング剤はプレシェーブローションといって、肌に塗って乾燥させて使います。これには肌との摩擦を減らす役割と、ヒゲを立たせてシェーバーがヒゲを捉えやすくする役割があります。
日本では摩擦を減らすパウダーが入っているものが主流で、これにも早く乾燥してすぐに剃れるローションタイプと、ヒゲを立たせすく深剃りしやすいジェルタイプがあります。
商品によって特性もあるので、自分のこだわりに合わせて選んでみてください。
・シェービング
電気シェーバーの場合、ひげは立っている方が深剃りが出来るので肌に直角にシェーバーを軽くあてて逆剃りで剃ります。
頬骨などの剃りづらいところは頬を伸ばしてヒゲを立たせてから剃りましょう。
最後にシェービング剤を洗い流します。
・アフターケア
シェーバーでも多少は肌に負担がかかっているので、化粧水と乳液やアフターシェーブローションでしっかり保湿しましょう。