コラム
普段、基礎化粧品すら使わない男性は多いも の。「美容液」と聞いてもピンと来ないかもしれません。
しかし、男性も肌は乾燥したり汗でベトベトになりますから、肌のケアを怠っていると、思わぬ肌トラブルを抱えてしまうかもしれません。
ここでは、肌ケアの重要性と美容液の正しい使い方を紹介します。
普段お手入れしていない肌は、刺激を受け続けて水分も栄養分も不足しています。
乾燥してしまうだけではなく、バリア機能が衰えて肌が傷んでしまう恐れがあります。
そこで、美容液で肌本来の健康な状態を保つようケアをすることが大切です。
肌はダメージが蓄積されると水分がなくなり乾燥して荒れてしまいますし、紫外線を浴び続ければシミが出来てしまいます。
バリア機能が弱ってしまうとさまざまな細菌やウィルスに傷めつけられ、治療が必要な肌トラブルにもなりかねません。
毎日ケアをすることで健康な肌を維持することが期待できるので、今まで肌に何もしてこなかったという人も、まずは美容液を使ってみてはいかがでしょうか。
メンズ美容液は、クリームや乳液といった油分を含んだケア用品を使う前に、下地として使用しましょう。
油分を含んだケア用品を使ってから美容液を使用すると浸透しづらくなってしまいます。
理想的な順番としては、洗顔→化粧水→美容液と進み、最後に乳液もしくはクリームを使用するようにしてください。
美容液は、完全帯に塗るのではなくケアをしたい部分にピンポイントで塗るようにして下さい。
種類もニキビ用やシミ用などさまざまありますから、複数の使用も可能です。いくつか肌の悩みを抱えている場合は、目的に合わせて美容液を用意しておくとよいでしょう。
効果的な美容液ですが、間違った使い方をすると肌の調子が逆に悪くなるかもしれません。
しっかり自分の肌のタイプと状態を見極めて美容液を選びましょう。
●乾燥肌の場合
乾燥しがちな肌タイプの人は、保湿成分をしっかり肌の内部に閉じ込めて逃がさない乳液タイプの美容液がおススメです。
男性の場合は、髭剃り後の顎や口周りが乾燥しがちですから、その部分だけ上に美容液を塗るのも効果が期待できますよ。
●脂性肌の場合
脂性肌の人は乳液タイプの美容液を使ってしまうと、塗ったそばから油分が残ってテカってしまいます。
余分な油による肌トラブルにならなにために、サラッとした液体タイプの油分を含まない美容液を選びましょう。
●ひどい脂性肌の場合
洗顔後すぐに皮脂でギラギラするタイプの人は要注意です。
もしかするとひどく肌が乾燥しているのかもしれません。
「皮脂が出ているのに乾燥?」と思うかもしれませんが、乾燥すればするほど皮脂は肌を守ろうと過剰に分泌されるものです。
乾燥による過剰な皮脂分泌の場合はしっかりと保湿して乾燥を防ぐことで落ち着いてきますよ。
●敏感肌の場合
敏感肌の人は美容液の選び方、使い方を間違えると肌トラブルまっしぐらです。
保湿効果の高いセラミドが含まれた美容液を選ぶようにしましょう。
セラミドは人の肌に存在する成分なので効果的で安心です。
界面活性剤が含まれるものは避けてくださいね。
男性でも肌が荒れていると、不健康に見られるだけでなく周囲に良い印象をあたえません。
肌荒れや乾燥、シミなどの肌トラブルを予防することは、周囲に好印象をあたえることにもつながりますよ。
今まで肌のケアをしていなかったという人は、積極的に肌のケアをしてみてはいかがでしょうか?