コラム
日本人は、スーツの着こなしがあまり上手ではないイメージがあります。
普段から無難なグレースーツを特段意識せずに毎日着ているだけ、という方が多いのではないでしょうか。
しかし、高級ブランドスーツなどではなくても、上手に着こなせばいつものグレースーツがグッと映えてオシャレになります。
もちろん日本人のビジネスパーソンが普段でも出来るようなシックな着こなしです。
そこで今回は、いつもとはひと味違う、シックなグレースーツ着こなし術をご紹介します。
・少し細めのネクタイを選ぶ
今のネクタイのトレンドは、少し細めのデザインです。
具体的には一番太い部分が7~7.5センチくらいのものを選びましょう。
ベースカラーをグレーにしてスーツと同系色に揃えると合わせやすいです。
・ネクタイの結び目にはディンプルマークを
ネクタイの結び目のところに少しくぼみを入れることをディンプルマークと言います。
ネクタイをする際には、このディンプルマークを入れるようにしましょう。
これがあると、印象がグッとオシャレになります。
・スーツのボタンの止め方
すでに取り入れている方は多いと思いますが、スーツのボタンの数が2つなら上1つを、3つボタンなら真ん中のボタンを留めます。
全部留めたり、ひとつも留めないのはNGです。
・ワイシャツの袖の長さ
ワイシャツの袖の長さは、スーツの袖より1.5センチくらい長めにしましょう。
ワイシャツの袖が、スーツの袖の先から1.5センチくらいはみ出す状態になっているのがオシャレです。
・ワイシャツの襟の高さ
ワイシャツの襟の高さは、1.5センチくらいがトレンドです。
これは、ワイシャツの襟が上着の襟から少しはみ出すくらいの少し高めの状態です。
・グレースーツ×ストライプネクタイ
グレースーツにストライプネクタイを合わせると、シンプルながらもストライプ柄のシャープな印象が光ります。
赤色などの柄を使うとアクセントになります。
硬い雰囲気を出せるので、銀行マンや事務職の方などによく似合うでしょう。
・グレースーツ×ボルドー色のネクタイ
グレースーツにボルドーネクタイを合わせると、ボルドーが差し色となってとてもオシャレになります。
少し情熱的な印象を演出できますが、グレーがシックなので特に業種を問わず、どのような場面にも対応できます。
相手へ与える印象を強くしたり、やる気を前面に押し出したいときなどにおすすめの着こなしです。
・グレースーツ×チェック柄シャツ
グレースーツにチェック柄シャツを合わせると、地味なグレースーツが若々しいイメージになります。
20代などの若い方を始めとしてグレースーツをオシャレに着こなしたいと考えている人に向いています。
・グレースーツ×青シャツ
薄めの色のグレースーツに青シャツを合わせると、とても相性が良く印象がグッとオシャレになります。
せっかくの取り合わせを崩さないよう、ネクタイはグレーベースのものを選ぶと相性が良いです。